ここのところずっとお寝坊気味。
なんだか集中力も散漫気味でボンワリするので、外の空気を吸いに散歩に出た。
幸い今日はしっかり陽がさして風も弱く、歩くと気持ちよかった。

道のあちこちに花が咲いている。
カメラを持ってきたので、好きな花に片っ端からシャッターを切った。

木瓜の花が好きだな、と思う。
なぜ好きなのか考えてみたら、
まあるい花がつぶつぶ集まって咲く様がおいしそうだから、という結論に至る。
鈴生りの木苺を連想してしまうのだと気がついた。
思えば私が好きな花というのは、だいたい「おいしそう」。
食べられなくても「おいしそう」と思うのが、どうも好きらしい。
(2016年10月「金平糖の花」も参照されたし)

ところで「木瓜」というのは、日本だと「ボケ」のことだが
実は中国語で「木瓜」と書くと、「パパイヤ」の意味になる。
語源は諸説あるだろうが、おそらくどちらも「実が瓜みたい」と思われたのだろう。
台湾に入り浸っているせいか、「木瓜」と書くと私の頭は勝手に「パパイヤ」と変換してしまう。
今日久しぶりに「ボケ」が「木瓜」だということを思い出した。

自分で書いててややこしくなってきたが、面白い事実を発見できてちょっと嬉しい。
今度台湾の友人に、日本語と中国語の「木瓜」の話をしてみよう。
Img_fcdbc5a52336b992f49ac34da721ff6b
神戸は山と海に挟まれている坂の街だ。
この近所には「坂バス」という小さなバスが走っている。
その名の通り、ひたすら坂を登って下るバスである。
JRの駅と摩耶山を登るケーブルカーの駅の間を往復していて、
走行距離こそ短いが、利用すれば相当な急勾配をラクラク登れるというものである。

今日は天気もいいので近所を散歩しようということになり、
とりあえず坂バスに乗って坂の上(ケーブルカー駅)まで行く。
バスを降りると、遠く向こうに海と船が見えた。
こうして神戸の街を見下ろしてみると、なんだか気持ちがいい。

それからは、初めて通る坂道を適当に歩いて下っていく。
坂沿いに建てられたお屋敷群や立派な桜並木(花は未だ無し)を眺めつつ
それらのことをああだこうだ言いながら、テケテケ歩いた。

今日散歩した道は、ほとんどが初めて歩く道だった。
この春で神戸に住み始めて丸5年。まだまだ知らないことがいっぱい。

弓道場、変なかたちの体育館、結局まだ乗ったことのない摩耶のケーブルカー。

知らないことを知るのは楽しい。今日は楽しかった。
そして今年こそはケーブルカーに乗ってみたいと思ったのであった。

写真は散歩中に見かけた知らない花。
調べてみたがまだ名前がわからない。情報モトム。
Img_c4afab2ea262bdaf55788ce4df9bc1ab
まだ風は冷たいが、光はやわらかい。
道端の草木の蕾がほころびかけている。

春先の木立のシルエットが好きだ。
力強い新芽は、生命のかたちだなと思う。

今日もまたひと花。
胸いっぱいに新しい空気をすいこんで。
Img_5f8cd2cd3b8144742fbb30837bc47526
2月3月と、あまりにいっぱいいっぱいで
まったくできていなかった展覧会の写真整理にやっとこ着手。

展示終了から1ヶ月半も経ってしまいましたが
「世界のかけらと守口雑景」の会場風景写真を少し、お届けします。

急に決まった、しかも初めての街での展示でしたが
縁の広がりを感じる、楽しい2週間でした。
足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。


それにしても
本がある風景は、いいなあ。
Img_8107a6706cf2beca06c517fb194121a7
Img_e23c75dce6b20a0ee82a331ed0967e27
Img_ed06db225d2d9f211ea1c48ed18367e7
Img_fbb2c45a0aabf35a45b5e6a6867d205f
Img_a9324e4663834faf0ff594e5c5d44c06
Img_5248b599cac6febc772466e34270800e
やけに暖かい日と、寒い日がまぜこぜでやってくる。
三寒四温……いやまだ四寒三温くらいか。
まだモコモコの上着は手放せないが、もう春なのだなと思う。

食卓に登場したマメマメエスパーニャ(という呼び名の料理)は
まさに春の色、春の味、春の匂い。

空豆、絹さや、えんどう豆、スナップえんどうといんげんと。
春をぎゅうぎゅう詰め込んだような鮮やかな緑色。
口いっぱいに頬張ればサクッとパリッとホクッとプリッと!

春はおいしい季節。
箸が止まりにくいのが難点の季節。
次は菜の花が食べたい。
Img_f2777a733c662cbfd6bafc065cf13f90